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「心ウキウキ…」は十月に行ったスイングドールズのコンサートに付けられたタイトルです。
主催はシニア大学岩槻協議会というシニア大学を卒業した方々が更に学んでいく会でした。
普段は講演会などで様々な分野の方々の話を聴き、勉強なさっているようですが、今回はジャズで楽しもうという企画。
それも心ウキウキと。
コンサートはとても盛り上がりました。
ソリストには惜しみない拍手が送られ、アンコールの拍手はなかなか鳴り鳴り止みませんでした。
演奏している我々がウキウキする気持ちよい演奏会となりました。
皆さん、ただ聴いてはいませんでした。
ジャズを普段から聞いている方はそう多くないはずです。
しかし、自分が演奏者になったかのように主体的に楽しもうとしていたのです。
子供たちが学ぶ時も、理科の時間はアインシュタイン博士、歴史の時間には源頼朝、そして音楽の時間にはベートーベンやポールマッカートニーになりきれるといいですね。
学校では今「主体的な学び」が特に強く言われています。
子供たちは学校だけで学ぶのではありません。
先行き不透明な変化の激しいこの時代、社会に出てから学ばなくてはならないことが学校にいた時の何倍もあります。
ただ、その学びを楽しむ余裕が無くなってしまっているのも現実です。
コンサートという楽しい場ではありましたが、シニア大学を卒業された方々の姿を見て、学ぶということは人生を豊かにする為にあるのだということを実感しました。
このコンサートでのアンコール曲は国民的アイドルである山本リンダの「どうにもとまらない」をやりました。
ウキウキして学んでいけば、その学びは「どうにもとらない」ですから。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉】
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