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1月は小寒や大寒とよばれ、1年でもっとも寒くなる季節です。
外出を控えたくもなりますが、この時期の星空は、1年中でもっともにぎやかで見ごたえのある星空です。
南東の低い空に、夜空で最も明るく輝く恒星(太陽のようにみずから輝く星)である大星・シリウスが昇ってきて、上空には明るい1等星が集まって輝いています。
1等星を結ぶとできる大きな六角形や三角形は「冬のダイヤモンド」「冬の大三角」と呼ばれ、冬の星空のシンボルになっています。
秋の夜空のシンボル「秋の四辺形」は西の空に傾いています。
2等星の多いこの領域は、少し寂しく感じられるかもしれません。
しかし、よく見ると北西の低い空に、夏の名残りの1等星・デネブが輝いています。
あまのがわ星という名前も伝わるこの星は、天の川の中にあり、その流れは、やまがた星(カシオペヤ座)から来ています。
やまがた星から反対側へは頭上をとおり、東側の五角星、そして冬の大三角へとその流れは続きます。
やまがた星からは、真北の空で輝く方角の指針、北極星を見付けることができます。
街中ではもう、昔のような星空は見えなくなってしまいましたが、街灯りから離れたところでは、今も太古の人びとも見上げていたままの星空が見られます。
いにしえの人びとが見上げ、付けて愛でたそのままの星々を私たちも同じように楽しめる。
移り変わり続ける地上の風景に対して、星空は他にはないとても貴重な自然の姿なのです。
【さかい】
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