さわやかな秋風が吹き、絶好の行楽シーズンになりました。
気温20度程度の快適な秋の日でも、駐車状態によっては車内は50度以上になることもあります。
秋だから安心というわけではありません。
十数分、車内に置き去りにしただけでも命を落とす可能性があります。
今夏も車内で、幼い子どもが亡くなる悲しい事故が発生しました。
男性に会うために車内に幼児を置き去りにする、園児の降車確認をせずに園バスの中に閉じ込めてしまう…。
どうしてこんなことが起きてしまったのか。
考えられるのは、何度も同じようなことをくり返していたのではないかということです。
事実、車内に幼児を置きざりにした母親は、スーパーの駐車場でも同じことをして警察から注意を受けていますし、降車確認をしなかった園長は「運転に不慣れ」という言葉で片づけていました。
人ひとりの命が失われた時に不慣れという言葉に強烈な違和感とこれが教育者の発する言葉かと愕然としました。
重大事故が起きる前にはヒヤリとする体験や小さな事故が山ほどあると言われています。
今回大丈夫だったから、次も大丈夫だろうは交通事故と同様にありえません。
車を殺人のための凶器にしないでください。
どんなに車の性能が良くなっても命を粗末にするような使い方をしては台無しです。
運転者は同乗者に対し、目も手も心も放さずに安全第一で車を使用してください。
二度とこのような痛ましい事故が起きませんように!
【清水】
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