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今月は私の大好きなスタン・ゲッツの代表的名演の紹介。
スタン・ゲッツといえばクール・ジャズの創始者として重要な役割を果たしたジャズマンで、彼のクール・スタイルの演奏は高く評価されているが、ジャズ・ファンにとっては、そんなことはどうでもいい。
どれだけ聴き手を感激させ興奮させてくれるかが問題、そんなジャズ・ファンを満足させてくれる一枚が、この「スタン・ゲッツ・アット・ザ・シュライン」、ライブ録音だから、エキサイティングで、ゲッツが思いっきり即興演奏に自分を賭けているところが聞きものだ。
ゲッツの人気が高いのは、白人ではあるが、その即興演奏がずば抜けて優れた点にある。
往年のゲッツはまさに、ピアニスト「ビル・エバンス」にひってきする存在である。
クール・ジャズだウエストコースト・ジャズだといって栄えた白人ジャズの中で、結局残ったのはリー・コニッツ、スタン・ゲッツ、アート・ペッパー、ジェリー・マリガンで、即興演奏に秀でた人ばかりだ。
スタン・ゲッツはレスタ・ヤングの影響を受けながらも、独自のクールな音色といかにも白人的なコンセプションのテナー・スタイルを確立してジャズ界に君臨した。
彼はウエスト・コースト・ジャズというグループ・サウンド中心のジャズが流行した時もほとんどグループ・サウンドにはこだわらず、もっぱらソロに徹した。
それだけ彼は即興演奏に自信があったのだ。
したがって今日まで、第一線のプレイヤーとして残り得たのであろう。
このアルバムは、ロサンジェルスのダウン・タウンにある、シュライン・オーディトリアムでのジャズ・コンサートのライブ盤である。
この時期のゲッツのイマジネイティブなソロを感応しよう。
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