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先日、岩槻の歴史を深く知るキクチ自動車の創業者である菊池廣さん、岩上写真館の創業者であり街の風景を撮り続ける写真家・岩上陸郎さんとお話をする機会があった。
共に岩槻小学校の同級生として出会い、数十年来の友人であるという2人の思い出話を聞かせていただくにつれて、30代の筆者が味わったことのない、昭和の初め頃からの岩槻の景色がわずかながらに浮かび上がってきた。
菊池さんは今でこそおなじみとなった、自動車の使用者みずからが車検を受ける「ユーザー車検」の生みの親としても知られる。
車の発展を岩槻の街中から見守り続けた一人として、かつて砂利道だった岩槻駅前からまっすぐ伸びるメイン通りの話を語ってくれた。
通り沿いの景色は建物こそ新しくなっているが「雰囲気は変わっていない」と菊池さんは伝える。
ただ、オート三輪から四輪車が広まりつつある時代の変化にともない、道が整備されていく中では、今のようなアスファルトではなく、ガラスなどで舗装された時代もあり、当時は「パンクする車が多かった」と話してくれた。
一方、岩上さんは、久伊豆神社から岩槻城址公園へ向かう道をまっすぐに進んだ先にはかつて、小学生だった2人の遊び場でもあったという沼地があったと話してくれた。
当時と比較した写真を撮りたいと願う岩上さんは「風景が比べものにならないほど変わった」と語る。
街の景色が移り変わるというのは自然なことである。
しかし、時代ごとの空気を語り継ぐというのも、大切なことなのだと2人のお話から気付かされた。
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