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衆議院議員の村井英樹代議士に岩槻の今後と地下鉄7号線延伸の展望について聞いてみた。
岩槻駅の改修工事もやっと終わって西口も開設し、旧・岩槻区役所の跡地には現在建設中の「岩槻人形博物館」と、これから工事に入る「にぎわい交流館いわつき」が誕生し、東京オリンピック開催年である2020年2月22日にオープン予定である。
これを契機に岩槻全体の活性化につなげたいと市民の自主的な勉強会(2020年企画委員会)も発足し、会合を重ねてきて報告書もまとまり、色々な方に見て頂き一緒に考えて行きたいと考えていた。
そんな中、現在小泉進次郎議員とも一緒に国会で活躍されている村井英樹議員の岩槻担当の秘書の方とお話をする機会があり、ぶしつけな話とは思ったが市民の勉強会の説明をしてから対談のお願いをしてみた。
まもなく、忙しい中でも快くスケジュールを調整して頂き、2019年12月に浦和の事務所に伺った。
そこで街づくりの目玉であり、岩槻の悲願でもある地下鉄7号線延伸の展望について、衆議院議員の村井ひでき代議士に取材をさせて頂きました。
奥山: 「にぎわい交流館いわつき」をうまく利用して、地域活性化につなげようという有志市民の意見交換が活発になってきておりますが、村井代議士は地域活性化について、地下鉄7号線の延伸も含めてどのようにお考えでしょうか。」
村井代議士: 岩槻の皆さんが市民レベルで活性化させようと様々なイベントに取り組まれて積極的な活動されていることは存じていますが、私は地域活性化のポイントは“ひと”だと思っています。
“ひと”を呼び込む、“ひと”を滞留させるためにはどうするか。
それには岩槻の現状を考えると地下鉄7号線延伸の早期実現が最重要だと考えています。
例えば、新越谷や武蔵浦和のような地域を見てください。
縦と横に路線がひかれた地域は漏れなく発展を遂げております。
つまり、地下鉄7号線の延伸が実現すれば、岩槻も間違いなくそれらの地域のように発展を遂げることが出来ると断言できます。
さらに“ひと”が集まれば、市民の皆さんのイベントや街づくり活動も盛り上がります。
すると、メディアにも大きく取り上げられやすくなり、観光に来る人も増えて行くといった好循環が生まれてくるわけです。
しかし、地下鉄7号線延伸に対して、肝心の岩槻のみなさんが盛り上がりに欠けているのが、とても心配です。
これまで落胆させられてきた経緯があるのは理解していますが、今回採算性の壁を突破する数字を出せたことで、大きく流れが変わったことを岩槻の情報紙である「らうんじ」を通じて読者の皆さんにも知って頂き、延伸実現のための機運づくりを共有したいと思っています。
奥山: 東北本線の大宮駅が出来た経緯も当時の地元の方の熱心な誘致活動の結果だったということですから岩槻も是非見習う必要がありますね。
さて、先ほど出てきた「採算性の壁の突破」ですが、そこに村井代議士の活躍があったとお聞きしておりますが、どういったことをされたのでしょうか?
村井代議士: まず前提からお話をすると地下鉄7号線を岩槻まで延伸するためには、都市鉄道利便増進法の枠組みを利用して、国の事業認可を目指すこととなりますが、事業認可の目安とされる費用便益比(B/C)が1・0以上、事業採算性(累積黒字転換までにかかる期間)が30年以内である必要があります。
しかし、前回(平成26年)に出された数字は、費用便益比0・78、採算性50年以内と、前々回(平成24年)に出された数字よりも下がったという状況でした。
6年前に衆議院議員として当選した当時から私は採算性と費用便益比の数字をどうすれば上げることが出来るのか考え、国土交通省が出している採算性計算のルールブックである鉄道プロジェクトの評価手法マニュアルを徹底的に読み込み、研究を続けてきました。
その結果、大学付属病院の誘致など浦和美園駅周辺の開発や区画整理などの沿線開発に伴う需要増や快速運転に伴う利便性向上を採算性の計算に盛り込むことが適切であるとの結論に至りました。
その後、関係者の理解を得て、昨年の3月に地下鉄7号線延伸協議会(有識者会議)が費用便益比1・1、採算性18~20年という試算結果を発表しました。
40年地下鉄が延伸できなかった最大の課題である「採算性の壁」をとうとう突破したのです。
この事実を岩槻の皆さんに広く知って欲しいと思っています。
さらにこの採算性を突破した流れを作れたことで、まだ表に出すことは出来ませんが、舞台裏の状況は大きく変化してきています。
奥山: なるほど。
つまり、村井代議士が地下鉄7号線延伸に向けて継続して水面下で動いており、延伸の現実味が帯びて来ているということですか?」
村井代議士: はい、そういう事です。
岩槻の方たちに希望を持って欲しいのと、この数字が出せた事で状況が大きく変わっていることは理解して欲しいと思います。
期待してください。
奥山: それは頼もしい言葉であり期待しております。ありがとうございます。
今回取り上げたのは、地下鉄延伸関係についての内容だった。
次回はまた、異なる内容を伺っているので期待していただきたい。
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