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さいたま市では岩槻区に対して「岩槻のまちづくりアクションプラン」を作成しています。
2014(平成26)年から始まったこのプランは、第1期が2017(平成29)年度ですでに終了しており、現在進められている第2期は2020(平成32)年度に終わります。
土台にあるコンセプトは「城下町の歴史・文化が息づくふれあいのまち」となっています。
このような取り組みの中で、ようやく形として見えてきた具体的な事例として、旧区役所跡地に建設中の「岩槻人形博物館」や、同じ敷地内に建設予定で同時期(2020年2月22日)にオープンが予定される「(仮称)ふれあい交流館いわつき」があります。
東京オリンピック・パラリンピック開催の年に、街の中心部に建設されるこれらの新しい施設を上手に活用して、今後の岩槻区全体の活性化の起爆剤になってほしいものです。
ただし、行政が進めるこのようなまちづくりプランの情報や、市民と行政の役割などが一般市民になかなか届いてないと感じている方も少なくないようです。
そのような市民の声を受けて、岩槻のまちづくりや未来に対して自由に話し合える会合「2020委員会」の開催を地元のNPOが企画し、弊紙4月号でも参加者の募集を掲載しました。
多くの市民の参加があり、2020年完成予定の岩槻人形博物館と(仮称)ふれあい交流館いわつきのオープンを岩槻全体の活性化にどう繋げられるのかを話し合う「拠点部会」と、岩槻全体の将来像を市民目線で考える「まちづくり部会」との2つに分かれて会合を重ね、自由参加で活発に話し合われています。
現在は、これまで話し合った内容を整理して取り纏め、報告書や提案書の形にするための作業に入っている段階です。
12月号の弊紙には、その経過や概略など内容の紹介ができるものと思います
一般市民が話し合って取りまとめた考え方やよいアイデアなどは、今後のまちづくりにぜひ参考にして欲しいものです。
【編集部・奥山】
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