履けなくなった靴下の処分に困っていた浦和美園在住の青木さんは、一足ずつ揃っている小さな靴下が愛らしく、お手玉づくりに挑戦した。
俵型にし、カットするところがなく、あずきを入れて、足首部分とつま先部分を縫い込んで完成させる。
現代っ子は「お手玉遊びできるかな?」と思ったのだが、青木さんは保育園勤務のため、玉入れや宝探しと称して、それぞれのキャラクターを探し出すゲームなどに、人気だとか…。
手ざわりがやわらかく、玉に当たっても痛くないし、大喜びだという。
あずきを入れ過ぎて、だるまさんのようになったものもあるが、手づくりならではのご愛嬌ということで、よしとしよう。
何でも売っているし、手に入る昨今だが、真夜中でも飛び出してきそうな、こんなおもちゃに囲まれて、子どもたちがスクスクと育ってほしいものだ。
【増田啓子】
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