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神社やお寺に行くと時々、大きな木を見ることがあると思います。
神社の大きな木は「御神木」と呼ばれることが多く、天から神様が降りて来る、あるいは神様が宿る木とされています。
神社に限らず、昔から大木は神秘的な存在なのか、神や仏と結びつけられることが多いようです。
このような大木について、環境省は1988年と2000年に2回、全国規模の調査を行ってきました。
地上130cmの位置で幹周りが300cm以上の樹木が対象で、巨木と呼んでいます。
この結果、全国で約6万4000本の巨木が見つかっています。
もっとも大きなものは鹿児島県のクスノキで、幹周り24・22m、埼玉県内で最大のものは越生町のクスノキで幹周りは15・0mでした。
岩槻区でも25本の巨木が見つかりましたが、私の感覚では「そんなに少ないわけがない」という思いがあったので、自分で調べてみることにしました。
その結果、3年前の冬に巻き尺とカメラを持って調べたところ、約80本の巨木が見つかりました。
しかし、最近は巨木が生存するのが難しい時代になっています。
岩槻区の25本の巨木のうち数本は、雷による倒木や人為的な伐採でなくなっていました。
巨木になるには数百年の時間を要します。
現在、人類の未来に残そうと世界遺産や日本遺産への登録活動が行われ、毎年何件もの景観や施設等が指定されています。
巨木も未来に残していくべき身近な遺産として扱う必要があるのではないでしょうか。
次回から岩槻の巨木について、私のお気に入りの巨木を紹介していきたいと思います。
【森林インストラクター・桂幸一】
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