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毎年恒例の行事、第20回「人形のまち岩槻 まちかど雛めぐり」がスタートした。
期間は2023年3月12日(日)まで。
開催日の2月23日には、コロナ禍となって以降で自粛していたオープニングセレモニーが岩槻駅東口クレセントモールで開催された。
清水市長をはじめ市議会議員や国会議員、観光国際協会などの多数の関係者が来賓として参加した。
好天に恵まれた「おひな様パレード」(写真①)では参加した子どもたちの衣装がキラキラと光を反射して、金屏風の前に立ち並び会場に華やかな雰囲気を醸し出すなか、山田実行委員長開会宣言(写真②)、市長をはじめとする来賓諸士のあいさつや紹介が行われ、最後に子供たち一緒に記念撮影が行われた。
街中にはマップを手に行き交う人々の姿があり、人形博物館は駐車場、臨時駐車場共に満車状態となっていた。
愛宕神社の大雛段飾りには、階段下で撮影する人や神社に詣でる人の姿が続いていた(写真③)。
遷喬館には、昭和初期の人形が床の間(写真④)や部屋の中などに飾られて、遷喬館の雰囲気のよくなじんで、落ち着きが感じられた。
鈴木酒造の酒蔵資料館には、ひな人形と吊るし雛が同館の展示品と組み合わせて飾られており、資料館のほのかな明かりの中で独特の光景を作っていた(写真⑤)。
老舗料亭の「ほてい家」にはひな人形や岩槻由来の裃雛や人形作家の作品など数多くの人形が工夫を凝らして飾られており、ロビーに飾られた人形はひときわ華やかに感じられる(写真⑥)。
ここで23日の催事の一端を感じていただければ幸いである。
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