2017年の初夢「15年後の岩槻」

いたま市に合併して10年あまりが経ち、この街はどのように発展して変化したのでしょうか。
市内では少子高齢化率がいちばん高く、居住人口が増えていないといわれるのは岩槻区だけとされています。
地下鉄7号線延伸の話題が選挙のたびに声高にむなしく聞こえてくる。
そこで、2017年の初夢として、15年後となる2032年の岩槻を考えてみました。
(注:個人的な見解や判断で見た夢の中での状況ですのでご了承ください)

⑴本来の「市民自治」を確立して、岩槻区の住民たちが独自に参加できるまちづくりのしくみを作り上げ、行政とも対等な形で協働。
地域の特性を活かした住民サービスができ上がっている。

⑵地下鉄7号線延伸の工事がようやく決定する。
京浜東北線が東武アーバンパークライン(旧・野田線)とつながり快速運転を実施、春日部駅までの乗り入れが先に実現したことにより新しい住民の増加が引き金となったようだ。

⑶多くの市民が参加し、将来の岩槻を話し合って決めた「郷土の文化・歴史・自然などの資産を活かした体験型観光のまちづくり」では、物を作る楽しみとして、、木工、ガラス、陶芸、竹藤、織物、革加工などの体験工房が、又自然を楽しむには、観光農園、家庭菜園、昔の農業と最新農業、自然が残る元荒川の両堤を整備して造った乗馬コースとサイクリングコースでの体験型観光は何度来ても楽しいとの事でリピーターが多い。

⑷区内に散在している歴史的資産は、新しく出来ている施設とも連携して色々な特色を持たせた観光コースとして順調に整備が進み、沿道には地権者や市民の協力を得て歩道も確保され、四季折々の花が咲くように維持管理されている。
各コースの休憩ポイントにはお休み処も出来て地産地消の食事やお土産、又食べたい材料を自分で摘み取る農園型食事処や郷土料理体験も人気である。

⑸東京オリンピックの前に始まった「御成道の街路樹を松並木に」の活動が形になり始めた。
50年100年先を考えた岩槻まちづくり構想は、日光東照宮境内の松ボックリと江戸城内の松ボックリを貰い受けることが出来た事から、この活動が始まったと聞いている。
松ボックリは子供を含めた活動団体が毎年集めに行き幼稚園や小学生などが種を蒔いて育て、父兄や地域住民も一緒に記念の行事の際に街路樹や公園や自宅庭などに植えて歴史の街岩槻が世代を超えて後世に伝えるシンボル事業になってきた。
主要街道の松並木には登録オーナー制度があり、行政に頼らずに企業、商店、市民などの有志が維持管理のために費用負担をして区民の共有財産として守っている。
またイベントなどで訪れる有名人や観光客の記念樹として植えるための公園も出来ており、それを見るために何度も訪れる方も多くなっている。

⑹観光のまちで問題となっていた観光客の安全確保では、観光ルートとなる生活道路は市民の話し合いで一方通行に規制され、歩行路の確保を優先した事により高齢化した地域住民でも安心して出歩けるようになり地域交流も活発になっている。

⑺岩槻公園に人形会館用地として残っていた土地には、岩槻城の再建計画の話もあったが経済効果が見込めず頓挫、ならばとこの敷地に東京都の有志で再建計画がありながらも資料も少ない江戸城天守閣の再現を全国から浄財を募り、先ずは1/10の正確な縮小サイズを共同で作ることになり5年前に完成した。
最新映像技術も活用してリアルな城内見学も可能になり来訪者が後を絶たない。
現在は天空の城と言われる竹田城の縮小サイズ建設の計画が上がっている。

⑻岩槻インター近くの温泉を活用した滞留保養型大型マーケットは首都圏では珍しいスタイルで、東北や北陸からの道路を使った物流を混雑する都心に入る前に捌ける利点を生かした品揃えが人気で活況している。
また首都圏災害時の物流拠点としても対応できる半官半民型の施設として運営されている。

さて、これが正夢ならどう思われるでしょうか。
とても無理とあきらめるのか、実現できればおもしろいと感じるかで大きく異なります。
可能性のある夢を家族で、仲間で、地域で語りませんか。
岩槻には多くの宝が埋もれています。
見つけ出して磨いて次の世代に引き継ぐのは今生きている私達です。
らうんじ読者の皆さまの異論、反論、賛同などの投稿をお待ちしております。

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