学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。
子どもとの関りで、促すことはたくさんあります。
手洗い、片付け、宿題、などなど。
それらにいちいち腹を立てていたら心がもちません。
促して二つ返事でやってくれれば問題はないのですが、そうはいかないのが、難しいところ。
「嫌だ」と反抗されることがあれば、別のことに夢中になっていて、次の動作に進まないこともあります。
すべてに注意したり、怒ったりしていては、関わりもギスギスしてしまうでしょう。
例えば、「手を洗った方がおやつを楽しく食べれるよね」と言ってみたり、「片付け忘れてるよ」と言ってみたり。
片付けるべきおもちゃを「はい」と言いながら手渡したり、なるべく「しなさい」と言わないように工夫する方法もあります。
学童では「嫌」と言われることもありますし、「とも(私の学童での呼び名)がやってよ」と言われることもあります。
さて、怒ったほうがいいのか、表情だけ真剣にするのか。
問答無用な態度を出すのかなど、試行錯誤しながらやり取りを重ねていきます。
私は、よくどうするべきかを考えすぎて「あの時もっとこういえばよかった」と反省する日々でした。
一瞬一瞬で子供がどんな関わりを求めているのかを考えていたかと言えば、そうではなかったと思う瞬間がたくさんありました。
なかでも、苦戦したのは「行動を怒る」ということでした。
私はなかなか怒れずに、悩んでいたこともありました。
怒ればいいというものでもないのが、関わりの難しいところです。
【ともくん】
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