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車のクラクション、とても目立つ警告音です。
今夏、バス内での園児置き去り事件によって「車内に閉じ込められたらクラクションを鳴らそう」と全国的に指導され話題になりました。
クラクションは法律上「警音器」と呼ばれ、標識で指示された場所か危険回避の目的以外で使うことは禁止されています。
山中でよく見かける「警笛鳴らせ」の標識は、見通しの悪い山道のカーブや坂の頂上付近に設置されています。
この標識のある場所では、自分はここにいると存在を知らせるため警音器を鳴らさなければなりません。
もし鳴らさなかった場合、道路交通法違反になります。
また、使用するべきでない場所、状況で警音器を鳴らした場合も罰則の対象になります。
①道を譲ってもらった時のお礼として鳴らす。
②友人を迎えに行った時に、その場所に到着したことを知らせるために鳴らす。
③信号が青になっても前の車が進まないので鳴らして教えてあげた。
④歩行者が飛び出さないようあらかじめ鳴らして注意させる。
⑤遅い車に対して威嚇のために鳴らす。
これらはどれも道路交通法違反になります。
合図や挨拶、お礼のために警音器は使用しないでください。
アイコンタクトなどの方法をおすすめします。
本来の目的どおり、警音器は危険を回避するためにどうしても必要な場合に使用しましょう。
【清水】
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