岩槻総鎮守 久伊豆神社は、シンボルである孔雀の元となった旧皇族・朝香宮鳩彦(あさかのみややすひこ)殿下奉納80年を祝い、昨年4月から1年間を通してさまざまな行事を開催してきた。
先日、孔雀が奉納された記念日である2019年3月9日(土)には、一連の最終行事となる「救邪苦キャンドルナイト」が行われ、岩槻内外から4万人もの人びとが訪れた。
参道から境内までは無数のキャンドルが配置され、本殿の脇にも孔雀を現した929個のキャンドルを設置。
薄暮れから火が灯され、夜が更けるにつれて明るさが増し鮮やかな光景がみられた。
境内は多くの人びとで溢れ、神楽殿をステージに行われたジャズなどのコンサートや地元商店などの出店を楽しんでいた。
神社の関係者は「神社を四季折々、親しみのある場所として地域コミュニティの役に立てたい」と思いを話し、「今回は記念行事として初めての試み。
幸いにもたいへんよい評価をいただいたので、次回以降のイベントについても前向きに考えたい」と展望を語った。
【編集部・小澤】
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