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成熟すると大きく長い芽を付けることから、めでたく縁起がよい食べものとして珍重されるのが「くわい」だ。
正月料理でも重宝されるこのくわいを「岩槻区の特産品」として、ブランド化させようとするねらいが、さいたま市の提唱する「総合振興計画書 2020さいたま希望(ゆめ)のまちプラン」で掲げられている。
くわいの栽培は他の農作物と比べて手間ひまがかかるため、重労働だともいわれるそう。
そのため、作付面積や収穫量も昨今は減少傾向にあり、ブランド化を進める上での問題点になっているようだ。
昨年、岩槻くわい出荷組合は、多くの人にくわいを知ってもらおうと、東京・銀座の屋上庭園にくわいの田んぼを設け、7月に植え付け、11月に収穫とPR活動を行なった。
ところで、くわいを食したことがない人たちもいるだろうが、JA南彩岩槻城南支店で平成29年7月1日に「くわい栽培セット」が貰えるプレゼント企画が実施される予定だ。
この機会に自宅でくわいの栽培へチャレンジしてみるのもよいかもしれない。
【編集部・奥山】
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