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コロナの影響で、オンラインが交流手段として身近になっている今日このごろ。
公民館でも公共施設のイベントでも、リモート会議システム「zoom」を使った交流会がさかんに行われているぐらい身近になっている。
だが、もしもこのインターネット世界で怪獣が暴れているとしたら、どうやってヒーローは助けてくれるのか。
そんなストーリーを描いた作品がある。
「電光超人グリッドマン」だ。
14歳の中学生たちがストーリーのこの作品は円谷プロダクションの創立30周年作品として作成された。
ちょうど昭和のウルトラマンとウルトラマンティガから始まる平成の「光」シリーズの中間にあたる作品になっている。
この作品の素晴らしいところは、特にインターネットの中であるサイバー空間を表現するために合成やモーションコントロールカメラと呼ばれる当時先端であった技術をふんだんに使用して作られた点である。
また、14歳の中学生たちが主人公であるが、その敵役も同じ中学に通う同級生である点は今までになかった設定であった。
この作品が作られたのは1993年。
パソコン通信の技術はあったが、まだまだ一般的に使われていなかったし、通信手段にポケベルが参入してきた時代の話である。
そんな頃に未来を予知するようなこのような作品が特撮の世界に誕生したのである。
ちなみに予算の関係で、39話で終了してしまった本作だが、2018年にアニメ「SSSS.GRIDMAN」としてリメイクされた。
zoomを使っていた時にもしも怪獣が現れたとしたら、グリットマンが助けてくれる! かもしれない。
【うえぽん】
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