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五月近くになると、街が赤いカーネーションで彩られています。
5月の第2日曜日といえば「母の日」ですね。
世界的には、いろいろな起源があるようで、日にちも様々です。
母の日には、カーネーションを送ります。
古くは、十字架にかけられたキリストを見送った聖母マリアが落とした涙の後に生じた花だと伝えられています。
色にも意味があるようで、赤は「愛を信じる」、白は「私の愛は生きている」、ピンクは「熱愛」とのこと。
いずれも「母性愛」の象徴とされています。
一般的には、1907年、アメリカのアンナ、ジャービスが亡くなった母の好きだった白いカーネーションを教会に飾ったのが発端となっています。
日本では、大正時代に青山学院のアレクサンダー女史によって紹介されました。
現在では、カーネーションに限らず、別の花や、お母さんの好きなものをプレゼントする、お食事に行くなどいろいろな感謝の形があります。
アンナの白いカーネーションならぬ、亡くなった母の墓参りをする『母の日参り』なるものも浸透しているようです。
お腹の中にいるうちから、特別な関係である母と子……。
今年は、お母さんに何を贈りましょうか?
【kuri・chan】
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