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武州鉄道は、首都東京との交通運輸の手段として、地域の人々に期待され、鉄道省から赤羽延長線の免許状の下付を受けました。
しかし、金融恐慌・昭和恐慌・日中戦争の経済情勢の中で、省線川口また赤羽への連絡が実現できず営業成績の不振に加え、投機を目的とした東京在住の株主の未払い、銀行の債務回収、政府の補助金打ち切り等により、昭和13(1938)年8月22日に廃止が認可され、同年9月2日には廃止となりました。
車両などは、小名浜臨港鉄道に譲渡されました。
武州鉄道の遺構は、菖蒲町の鉄道敷地や橋脚跡、綾瀬川の橋脚跡、出右川の橋脚跡など年々減り続けています。
現在の東武野田線渋江鉄橋は、武州鉄道と立体交差したなごりです。
また、当時の人々の熱意がこもった「馬込車站建設碑」や「停車場道路工事記念」の石碑を拝見することができます。
しかし、「馬込車站建設碑」は、長年の風雨により往事の面影がありません。
皆様のご指導により復元修理ができればと考えています。
「停車場道路工事記念」の銘文に「(略)枕木ハ朽チル事アルモ我等ノ努力ハ今尚石文」とあります。
武州鉄道のルートは、戦後の国鉄バス誘致運動(新橋・岩槻・蓮田間、民間バス会社の運行により終了)、民鉄新線案として王子・大門間の敷設計画、地下鉄七号線の延長運動などが展開されています。
平成12年1月27日の運輸政策審議会(答申18号)において「浦和美園から岩槻を経由して蓮田までの区間を平成27年までに開業することが適当な路線」と位置付けられました。
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