想い出深い床柱などを、磨いてきた技術で工芸品などに生まれ変える

岩槻の手づくり作家紹介
想い出深い床柱などを、磨いてきた技術で工芸品などに生まれ変える

住宅の建設がさかんだった高度経済成長期には、団地やマンションの部屋にも和室や床の間があるのは定番で床柱の需要も多かった。
秩父生まれの矢内理則(やうちみちのり)さん(84歳)は床柱製造専門の職人として技術を磨き、1965(昭和40)年に岩槻で独立し矢内銘木店を立ち上げた。
しかし、近年は新築でも和室のない住まいが増えており床柱の需要は少なくなっているという。
床の間に使う木材は紫檀・黒檀・欅・花梨など、選び抜かれた銘木が多く希少価値があるが、住宅の解体では機械を使って一気に作業する事が多く、一般木材類と一緒に廃棄処分になってしまうことが多い。
そうした背景を受けて、矢内さんは「できることなら思い出が深く詰まっている銘木を磨き直して再利用したり、家族の身近に置ける工芸品などに加工して想い出と一緒に残してあげたい」と活動の意思を語る。
作品は、将棋の飾り駒、将棋盤、碁盤、木刀、座卓、靴へら、箸などへと加工し、お客さんの要望に応じた作品づくりも行っている。
一般的に銘木は堅いので加工が大変難しいが、そこは「長年つちかった技術で材料の特性を見極めて加工している」と話し、さらに「年齢的にいつまでできるか分からないが頼まれたらできるだけ続けたい」と元気な笑顔で答えてくれた。
このような技術を次世代へ繋げて欲しいと願う。
【編集部・奥山】

矢内工芸 岩槻区鹿室48-1/080・5870・3578

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