岩槻のふれ太鼓で知った 日本の伝統文化・相撲の奥深さ

江戸文字体験
相撲ならではの「江戸文字」を書く体験も

さいたまふれ太鼓隊と日本相撲聞芸術作曲家協議会(JACSHA/ジャクシャ)によるイベント「岩槻と相撲と音楽2017」が平成29年10月8日(日)に岩槻で開催されました。
JACSHAは、作曲家である鶴見さん、野村さん、樅山さんの3名が設立した協議会です。相撲文化をリサーチし、新たな芸術を創作する活動を行っており、昨年さいたま市で開催された「さいたまトリエンナーレ2016」の参加アーティストでもあります。
私は「第1部 行司さんワークショップ」に参加しました。
「はっきょい、のこったのこった」
幼い頃、兄と大相撲を見ながら行司さんのマネをしていたので、大相撲で行司を努める木村朝之助さんから「立ち会い」や「裁き」などの実践を交え教えて頂ける機会に胸が躍りました。
まず驚いたことは、行司は審判ではなく土俵上では権利も発言権もないということでした。どちらの力士が土俵から出たのかを裁き、進行役でもあるという役割に神事でもあり伝統芸能でもある相撲の魅力に引き込まれました。
さらに印象的だったのは行司から試合開始の合図はなく、力士と行司の三者が息をあわせて立合いが行われる瞬間でした。野村さんが「アンサンブルだね」とおっしゃっていた言葉に共感しました。
初めて岩槻を訪れたとき、たくさんの人形店を目にしたので「人形のまち」という印象が強かったのですが、今回は古式土俵入りが受け継がれている岩槻で相撲の魅力を体験することができ、私の知らない街の魅力をまたひとつ発見した1日でした。

相撲談議
意外と知らない相撲のきまりを知りました

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