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ジャズの醍醐味はアドリブですが背中がゾクゾクするようなソロのバックにはソリストに絶妙な合いの手(レスポンス)を入れるプレーヤーが必ずいます。
ジャズ界の巨匠たちが奏でる名演にはその演奏を支える素晴らしい共演者がいるのです。
ジャズバンドのほとんどはフロントに立つ華やかな管楽器陣とそれを支えるピアノ、ベース、ギター、ドラム等のリズムセクションとで構成されています。
管楽器は単音しか出すことができませんが、ピアノやギターは和音を奏でることができますのでソロをとる管楽器のバックに回ります。
そして、ベースはしっかりリズムを刻み、ドラムスはそのリズムに勢いを付けたり、広がりをもたせたりしているのです。
リズムセクションはソロを引き立てるための重要な役割を担っているのです。
先日、あるライブでソリストの心地よいアドリブに絶妙なタイミングで応えているドラマーがいました。
ソロが高揚感を増し、激しくなってくる時には更に煽るような叩き方をし、ソロの終末期にはストンと音量をおとして次のソリストを迎える。
ソリスト一人ひとりに変幻自在に合わせてそのソロを引き立たせるのです。
いつどのようになるのか予測不能なアドリブで、どうしてそのような反応ができるのかをそのドラマーに聞いてみましたら「基礎練習を積むしかありません。」との答えが返ってきました。
譜面に書かれていないのですから予め準備することができません。
準備できるのは「基礎力」を付けることだけなのです。
いつどのようなことが起きてもいいように基礎力を高める。
これは何もジャズの世界に限った話ではありません。
教育の世界でも全く同じなのです。
その場に応じた適切な対応をするには基礎力を付け、場数を多く踏む以外に方法は無いのです。
【「共栄大学客員教授・岩槻Jazz 代表」今村信哉(Shinya Imamura) 】
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