(前回の続き)以前は、ウクレレで何を演奏するのと聞かれて『上を向いて歩こう』なんて言うと「へえ〜、ハワイアン以外も弾けるんだ」といわれたが、最近ではそのように言われることは少なくなった。
この曲を1人で弾いて歌っても楽しいが、10人ほどで演奏して歌ってみると、楽しさは何倍にもなる。
それぞれの技術によって弾き方は、音符を弾く人、4ビート、8ビートとさまざま。
それが曲の幅を広げる事になり、たがいの音が響き合い演奏していて心地よいのだ。
しかし、10人がテンポを合わせるには他の人の演奏も聞かなければならないが、それがとても難しい。
初心者の頃は、楽譜とにらめっこ、左手の指の位置があっているか確認し、テンポを合わせる事に必死で、そんな余裕などない。
しかし、何度か練習することで息がピッタリ合って演奏し終えたときの達成感はこの上ない。
そして、公園で練習することもある、そのとき、東京オリンピック2020の応援ソングである米津玄師さんの「パプリカ」を演奏したりすると、子供たちが踊ってくれることもある。それも、至極の時間だ。
それを励みにして、新しい曲を練習する。
新たしいコードを覚えて、左の指で弦を押さえて、右手の指で弦をはじく。
とてもよい頭の体操になる。
楽譜を見ないで弾けるようになる人もいる。作詞作曲にトライする人もいる。
簡単ですぐに誰でも弾けるウクレレだが奥が深い。
この先の人生において飽きることはないと思う。
ウクレレ仲間と遊んで、帰宅する時に家族へのおみやげを忘れないようにしている。
それは、楽しさのおすそ分けである。
おいしいと笑顔を持ちかえれば、家庭円満。
それが、健康に繋がるとなれば、これに勝る幸せはない。
健康にも良くて、ボケ防止にもなり、心も健康にしてくれて、少額でできるウクレレをあなたもぜひ始めてほしい。
【いわむね】
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