― 集団検診率低い岩槻区 ― 増え続ける子宮体癌

早期治療・早期発見が大切
通常検診は子宮頸癌が主流

 子宮体癌とは?
子宮癌には子宮頚癌と子宮体癌という2種類がある。
子宮体癌は、胎児を育てる子宮の袋の内側にある子宮内膜から発生する。
世界の子宮癌の罹患率の分類では、子宮頚癌は発展途上国で高く、米国では約7割が子宮体癌である。
 生活の欧米化
日本は40年程前は10%程でしたが、年々増加を続け、05年には約半数。
近年は子宮頸癌よりも多い。
その原因はライフスタイルの変化が上げられる。
子宮体癌は卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストラゲン)が関係するようで、肥満や脂肪分・コレステロールの多い欧米化した食生活、ストレスによる生理不順や晩産化・未産率の増加などによって、その分泌が長く続く状況が原因の一つと言われています。
年齢別では、50〜69歳で6割を占め、閉経女性に多く発生する傾向で、40代〜50代の更
年期の場合に異常な出血を年のせいで、更年期や生理不順との思い込みが異常サイン逃してしまうようです。
 早期発見がカギ
子宮体癌も他の癌と同様、初期のものほど治癒率が高くなるので早期発見・早期治療が大切です。
なお、集団検診で行う「子宮癌検診」は通常、子宮頚癌の検診を指します。
特に区は子宮体癌検診率が低いのが気になります。
また検査は刺激を与えないので、検診を定期的に受ける事をお勧めします。
(日医ニュース15・4)参照

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


インフォメーション

  1. 2023-9-13

    寄稿 9月1日公開 映画「福田村事件」

     ちょうど100年前の9月1日、関東地方を激しい地震が襲いました。関東大震災です。 「富士山が噴火…
  2. 2023-9-13

    今月の一枚の絵 20

    タイトルは“ 夢 ”。 小さな体に大きくのびのびと広げた羽を持っています。 前羽は空の色を写して…
  3. 2023-9-13

    コラム 子ども奮闘記 「一緒にいても 離れていても」

     学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。  子供の成長に合わせて、私たち支援者も関…

『らうんじ』からの募集・告知

  1. 健康づくりと仲間づくり 健康づくりには歩くことが一番です。 あなたの時間で あなたのペース…
  2. 弊紙「らうんじ」では企業や団体、店舗などの広告掲載を随時受付けております。 現在、岩槻や見沼区…
  3. 岩槻の地域情報紙「らうんじ」では読者のみなさまからの投稿、記事に対するご…
  4. 地域情報紙「らうんじ」は、ポスティングにより各世帯へと配布しているほか、…
  5. 「WEBらうんじ」では企業や団体、店舗などの広告掲載を随時受付けております。 バナー作成も致し…

岩槻について

  1. 純米酒「岩槻黒奴」
    岩槻について 岩槻区(いわつきく)は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つです。 さいた…
  2. 城址公園の桜
    岩槻の主な観光スポット ◆ 岩槻城址公園 ◆ 所在地 : さいたま市岩槻区太田3-4 東武野田…
  3. 岩槻の主なイベント ◆人形のまち岩槻まちかど雛めぐり【2~3月】 2月中旬~3月中旬に開催。 …
  4. 情報誌「らうんじ」とは、埼玉県さいたま市岩槻区を中心に、3万1千世帯へ月1回「直接ポストイン」してい…

アーカイブ

過去記事

イベント終了などで移動になった記事はこちらから

移動済み情報記事一覧へ

 

ページ上部へ戻る