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まだまだ暑い日の続く今日この頃ですが、朝夕は秋の気配がする季節、この曲はどうでしょうか、「ニューヨークの秋」ヴァーノン・デューク作詞・作曲、彼が休暇中の田舎暮らしに飽きて、ニューヨークを懐かしみ、この曲を作ったとされるが、秋の情感溢れる良い曲です。
フランク・シナトラの歌が有名ですが、今回は、アルト・サックスの雄「ソニー・スティット」の「パーソナル・アピアランス」というアルバムでのご紹介となります。
「ソニー・スティット」彼は、チャーリー・パーカーの正当な後継者であり、そのアドリブはほとばしるがごとく生き生きとしており、乗りに乗っているということが聴き手に直接響いてくるのである。
とりわけ1955年から1959年にかけて彼が「ルースト」や「ヴァーヴ」に次々とレコーディングした演奏、そのすべてが「ハード・スイング」していたといっても過言ではない。
この時期のステットのプレイをレコードで聴くと、1曲1曲が終わるたびにその時点で彼が持っていた楽想をまさに吹ききったのだという感慨に打たれる、まさに『歌心に溢れた、ハードでスインギーなアドリブ』の洪水で、この「パーソナル・アピアランス」孤の出現と訳せばいいのかな、彼にふさわしいタイトルです。
この盤は、絶頂期の彼を捉えた傑作アルバムの一枚です。
パーソネルはソニー・スティット(アルト&テナー)/エドガ・ウィリス(ベース)/ケニー・デニス(ドラム)/ボアノ)というメンバーで、彼は最強のチャーリー・パーカーのイミテーターであり、最強のアルト・サキシストでハードに熱くスイングすることにかけては最高のアルト・サックス奏者であるこに間違いはない。
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