この号が発行される頃は桜も散りますます、うららかな春になります。
そんな心ウキウキする春にピッタリな曲の紹介です。
「パリの4月」内容はロマンチックなものです。
「パリの四月、マロニエは花咲き木々の下には休日のテーブル パリの四月、この気分誰も他では味わえない 私は春の魅力を知らなかったそれに触れることなんてなかったもの 私の心が歌えるなんて気がつかなかった 暖かい抱擁が恋しいとも思わなかった パリの四月を味わうまで・・・」
この曲を哀愁感たっぷりに歌う奏者がいます。
名を「チャーリー・パーカー」彼は、モダンジャズの開祖であり、アルトサックスの開祖でもあり、アルトサックス奏者のほとんどが、彼の奏法を学び発展していったのです。
「ジャッキー・マクリーン」「フィル・ウッズ」「ソニー・スティット」「渡辺貞夫」「ソニー・クリス」「チャールス・マクファーソン」「ルー・ドナルドソン」など一流の奏者であり、イミテーターでもあります。
すべての芸術はマネから始まるのです。
マネから発展が始まるのです。
さて、本題にもどります。
チャーリー・パーカーの人となりは、クリント・イーストウッド監督「バード」を見れば理解できると思います。
彼は、破滅型の芸術家でした。
若い頃から麻薬とアルコールに耽溺して心身の健康を損ない、幾度も精神病院に入院するなど破滅的な生涯を送った。
1940年代末期以降は演奏に衰えが見られるようになっり衰弱により心不全で早世してしまう。
そんな彼の吹く「パリの4月」は自分の暗い過去を振り返るような哀愁感溢れるソロになるのでしょうか。
私にはそういうふうに聞こえる。
このアルバムは、彼がアメリカで格式の高い劇場、カーネギーホールで、念願のストリングスと演奏したものです。
パーカーはウイズ・ストリングスでも、純粋で、素直に自己を表現しているので、聴くひとの胸に届くのではないかと…。

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