季節の花言葉 「秋を彩る銀杏」

らうんじ【岩槻】特別編集ページtamakoti

呼び名の「イチョウ」の由来は、葉の形がアヒルの水かきに似ていることから漢名の「鴨脚(ヤ―チャオ)樹」から転じたという説が有名です。
また、「公孫樹」の漢名をもっており、この名前は種をまいてから実がなるのが孫の代までかかることに由来しています。
実際にイチョウを種子から栽培すると、結実までに10数年から数十年の時間が必要だといいます。
実であるギンナンは、「銀杏」の唐音「ギンアン」からきています。
銀杏は銀色のアンズに似た実をつける木を意味します。
イチョウ科の植物は氷河期にほとんどが絶滅しており、銀杏は唯一現存する品種ですので「生きている化石」と呼ばれ、絶滅危惧種にも指定されています。
日本ではなじみのある木ですが、花を咲かせたあとになる実の「ぎんなん」は茶碗蒸しに入っています。
葉の形が円を十字に四等分した一角の形をしており、料理でも「いちょう切り」と呼ばれていますよね。押し花にも使われています。
また、イチョウの木は水はけがよいことでも有名です。
加工しやすくゆがみが出にくいため、構造材や家具にも使用されています。
花言葉は「荘厳」「長寿」です。
「荘厳」は仏像や仏堂を美しく厳かに飾るという意味の仏教用語であり、ご神木であるのが多いことに由来します。
「長寿」は読んで字のごとしですね。薔薇のように持っていくことはできませんが、意味を知ることで秋がより楽しめるかもしれません。
【さかい】

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


インフォメーション

  1. 2023-9-13

    寄稿 9月1日公開 映画「福田村事件」

     ちょうど100年前の9月1日、関東地方を激しい地震が襲いました。関東大震災です。 「富士山が噴火…
  2. 2023-9-13

    今月の一枚の絵 20

    タイトルは“ 夢 ”。 小さな体に大きくのびのびと広げた羽を持っています。 前羽は空の色を写して…
  3. 2023-9-13

    コラム 子ども奮闘記 「一緒にいても 離れていても」

     学童で働いていた私が子供との関りを綴る日々の記録です。  子供の成長に合わせて、私たち支援者も関…

『らうんじ』からの募集・告知

  1. 健康づくりと仲間づくり 健康づくりには歩くことが一番です。 あなたの時間で あなたのペース…
  2. 弊紙「らうんじ」では企業や団体、店舗などの広告掲載を随時受付けております。 現在、岩槻や見沼区…
  3. 岩槻の地域情報紙「らうんじ」では読者のみなさまからの投稿、記事に対するご…
  4. 地域情報紙「らうんじ」は、ポスティングにより各世帯へと配布しているほか、…
  5. 「WEBらうんじ」では企業や団体、店舗などの広告掲載を随時受付けております。 バナー作成も致し…

岩槻について

  1. 純米酒「岩槻黒奴」
    岩槻について 岩槻区(いわつきく)は、埼玉県さいたま市を構成する10区のうちの一つです。 さいた…
  2. 城址公園の桜
    岩槻の主な観光スポット ◆ 岩槻城址公園 ◆ 所在地 : さいたま市岩槻区太田3-4 東武野田…
  3. 岩槻の主なイベント ◆人形のまち岩槻まちかど雛めぐり【2~3月】 2月中旬~3月中旬に開催。 …
  4. 情報誌「らうんじ」とは、埼玉県さいたま市岩槻区を中心に、3万1千世帯へ月1回「直接ポストイン」してい…

アーカイブ

過去記事

イベント終了などで移動になった記事はこちらから

移動済み情報記事一覧へ

 

ページ上部へ戻る