五節句の一つ「重陽の節句」をテーマとした様々なイベントが、NPO法人 岩槻・人形文化サポーターズの主催で、平成30年10月14日(土)〜21日(日)までの8日間、岩槻駅東口周辺の施設や店舗を会場として開催される。
重陽の節句は、節句の祝いとして知られるというより、生活に根ざして受け継がれている印象が強い。
この時期ならではの「菊花祭り」や「後の雛」といった慣習、さらに「栗ごはん」や「秋茄子」などもその一環として知られる。
同法人は、五節句という伝統行事の祝いごとなどを通して岩槻の伝統産業「人形づくり」へ密接にかかわっているほか、食についても料亭や和菓子店が伝統を受け継いでいる。
こうした地元ならではの資源を活かし、重陽の節句をテーマに文化と産業を融合したより大きなイベントに育てていくことも目標としている。
期間中は、各所に飾られる「後の雛」や「重陽吊るし飾り」が街を彩り、飲食店などの食文化めぐりでのまち歩きも楽しめる。
さらに14日(日)と21日(日)には、岩槻駅東口クレセントモールにて有料で木目込みストラップの製作を体験できるほか、菊人形撮影会などの特別イベントも開催。
特別展示として、オリンピックエンブレムデザインのモチーフとなった市松文様を活かした市松人形展も東玉大正館で開かれ、同時開催のイベントとして「創作人形作家・秋の展示会」も人形店で催される。
また、まち歩きイベント「重陽の節句 岩槻ぶら旅」も18日(金)から21日(日)の3日間にわたり開催。
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